トイレの水漏れは自分で直せる!漏れている箇所の特定と部品の交換方法

トイレの水漏れは自分で直せる!漏れている箇所の特定と部品の交換方法

「なんだか最近、急に水道料金が高くなっている気がする…」
「節水にはむしろ気を付けているのに、どうして…?」
もしかすると、トイレが水漏れしているのかもしれません。
トイレの水漏れに気づかないままでいると、水道料金が大幅に増えている可能性があります。
トイレの水漏れは、水道料金が高くなる原因の一つです。漏れている箇所を正確に特定し、適切な方法で修理することで問題を解決できますたとえ小さな水漏れでも、1日中続けば大量の水を無駄にしてしまいます。
早急に修理は必要ですが、その前にどこから水漏れしているのかを確認することが重要です。水漏れ箇所によっては自分で修理を行うことができる場合もあります。
本記事では、そんな事態が起こった場合の水漏れ箇所の特定と修理方法を詳しくご紹介します。
まずは故障箇所の確認を行いましょう。
水道料金が高くなっていませんか?水漏れ箇所の確認
必要な道具と準備
トイレの水漏れを修理する際には、以下の道具を用意しておくと便利です。修理箇所によって必要な道具は異なりますが、いずれにしても不測な事態に慌てないように、これらは作業前に用意して、手の届く位置に置いておきましょう。
- モンキーレンチ
- ゴム手袋
- 新しいパッキンや部品
- バケツや雑巾(水漏れ対策)
- ドライバー
また、部品を交換する際は、トイレの型番や部品の種類を確認し、適合する部品を購入しましょう。
トイレの水漏れ箇所別 自分でできる修理方法
ここからは、水漏れしている箇所ごとの、自分でできる対処法を解説していきます。大規模な水漏れなど、自分で対処するのが難しいと判断した場合は、無理をせずにすぐに専門の業者へ連絡し、対応を依頼しましょう。無理な対応は、かえって重大な事態を引き起こすことに繋がってしまいかねません。
お困りの際はミライ水道センターにご依頼ください。ミライ水道センターは経験豊富なスタッフがお電話から最短30分にてお伺いし、適切な修理を実施いたします。24時間365日対応しておりますので、いつでもご連絡ください!
トイレタンクの仕組み
まず、ほとんどの水漏れの原因に直結するトイレタンクの仕組みを確認しておきましょう。
トイレタンクは、水を貯めて必要な量だけ流す役割を果たす重要なエリアです。主なパーツはほぼ全てつながっており、水漏れの症状によって修理が必要になるパーツが変わります。
内部には以下のような主要パーツがあります。修理が必要なパーツの名称や場所など、以下の図で確認しながら作業してください。
- ボールタップ: タンク内の水位を制御する部品で、水位が一定以上になると水の供給を止めます。
- ゴムフロート(フロートバルブ): 水を便器に流すための部品で、レバーを引くことで開閉します。便器内への水の流れをコントロールします。
- オーバーフロー管: タンク内の水が一定以上になると、余分な水を便器に流すための管です。
- 浮玉:、トイレタンク内の水量を調整している玉状の装置です。 水かさが上がって浮くことで排水後の給水を止めています。 また排水によって浮き球が下がると給水が行われ、適切な水位に戻れば給水が停止されます。
- 止水栓: タンクへの水の供給を制御するためのバルブで、修理や清掃時に水を止める際に使用します。

1. タンクからの水漏れ
タンクの外側や周辺に水が溜まっている場合、タンク内部や接続部分に問題がある可能性があります。
主な原因
- ボールタップの故障
- フロートバルブの不具合
ボールタップは、タンク内の水位を調整する部品です。水位が一定以上に達しても水が止まらない場合は、ボールタップの故障が疑われます。交換する際は、止水栓を閉めてから作業を行いましょう。
- タンクのフタを開ける
まず止水栓を閉めてから、トイレタンクのフタを開けます。フタは重い場合があるので慎重に扱いましょう。 - 水位を確認する
タンク内の水位が高すぎる場合、ボールタップが正常に作動していない可能性があります。オーバーフロー菅の少し下くらいの水位であれば正常です。 - 浮き球(フロート)の動きを確認
ボールタップに接続されている浮き球が水位に応じて上下しているか確認します。
浮き球が動かない、または破損している場合は交換が必要です。
ボールタップの修理方法
- ボールタップを取り外す
止水栓を閉め、タンク内の水を空にします。モンキーレンチを使ってボールタップのナットを外し、取り外します。 - 新しいボールタップに交換する
ホームセンターで購入できる新しいボールタップを取り付けます。元の位置にしっかりと固定し、浮き球も正しい位置にセットします。 - 動作確認を行う
止水栓を開けてタンクに水を入れ、水漏れが解消されたか確認しましょう。
フロートバルブの修理方法
フロートバルブは、タンク内の水を排水管へ流す役割を担っています。部品が劣化しているとタンクから水が便器内に流れ続けることがあり、水漏れの発生につながります。交換する場合は、フロートバルブの型番を確認して適合する部品を使用してください。
- フロートバルブを取り外して異物や汚れを取り除きます。
- 劣化している場合は交換してください。
2.タンク内部の小さな水漏れ(便器内へのチョロチョロ漏れ)
便器内に水がチョロチョロと流れ続ける場合、タンク内部に問題がある可能性があります。
主な原因
- フロートバルブの不具合
- オーバーフロー管の破損
修理方法
フロートバルブの修理方法については前述したため、ここでは省略してオーバーフロー菅の交換方法を解説します。
オーバーフロー管が破損している場合、水が便器内に流れ続けてしまいます。
オーバーフロー管の交換方法
- タンクを空にし、オーバーフロー管を取り外します。
- 新しい管を取り付け、元通りに組み立てます。
3.床と便器の隙間から漏れている場合
便器の周りや床に水が溜まる場合、排水部分や接続部に問題がある可能性があります。大掛かりな修理作業が要求されるため、無理をせずプロの業者に依頼するのもおすすめです。
主な原因
- 排水管の接続部分の緩み
- ワックスリング(排水口の密閉部材)の劣化
修理方法
排水管の接続部分が緩んでいる場合、水が漏れることがあります。排水管接続部分の確認と、締め直しを行うことで改善できます。
- 止水栓を閉めてトイレの使用を停止します。
- 接続部分のナットをモンキーレンチで締め直します。
すぐに対処できない場合はミライ水道センターにお任せ
水漏れがひどく、大掛かりな作業が要求されるなどでDIYで対応が難しい場合は、無理に作業を続けずミライ水道センターにお任せください。より大きなトラブルにつながる前に、迅速に対応いたします。
- 迅速な対応
最短30分で訪問し、緊急時にもすぐに対応します。 - 確実な修理
経験豊富なスタッフが根本原因を特定し、適切な修理を行います。 - 明確な料金体系
安心してご利用いただける価格設定です。
まとめ
トイレの水漏れは、箇所によっては自分で簡単に修理できます。タンク内部や便器周辺、配管部分など、水漏れ箇所を特定し、適切な方法で修理を行いましょう。また、定期的な点検や部品交換を行うことで、水漏れの予防にもつながります。
自分で修理できる場合もありますが、専門的な知識や技術が必要な場合はミライ水道センターにご依頼ください。私たちは24時間365日対応しておりますので、いつでもご連絡ください!