トイレが詰まった!自分でできる対策と対処
トイレが詰まった!自分でできる対策と対処
トイレの詰まりは突然発生することが多く、日常生活に大きな支障を与えます。トイレが詰まることで生活が不便になるだけでなく、衛生面でも問題が生じます。トイレの詰まりを解消するためには冷静に状況を把握し、適切な対処法を試みることが重要です。
この記事では自分でできるトイレの詰まり対策と、詰まりを解消するための方法をより詳しく解説します。適切な対処法を見分け、万が一の場合にも慌てずに対処できるようになりましょう!
【1】まずは原因の特定
トイレが詰まる原因にはさまざまなものがあります。原因を特定することで適切な方法で対処できるため、まずは詰まりの原因を確認してみましょう。原因によって必要な対処法が異なります。正しく原因を特定することが解決への第一歩です。
主な詰まりの原因
- トイレットペーパーの使いすぎ
トイレットペーパーは本来水に溶けやすいですが、過剰に使うと水に溶けきれずに詰まりだします。特に節水型のトイレでは水量が少ないため、紙がうまく流れず詰まりやすいです。トイレットペーパーは適量を使うよう心がけ、必要以上に流さないことがポイントです。 - 異物の流入
ティッシュペーパーやウェットティッシュなどはトイレットペーパーと異なり、水に溶けにくいため詰まりの原因になります。また、生理用品や紙おむつ、ペットシートなども水に溶けることがなく排水管を塞ぎ詰まります。これらはトイレに流さないようにし、必ずゴミ箱に捨てるようにしましょう。 - 食べ物のカスや油
油分は排水管内で固まり、詰まりを引き起こす原因となります。食べ物のカスや油はトイレに流さず、必ずゴミとして処分するようにしましょう。 - 髪の毛やホコリ
長期間の使用により排水管内で固まり、ヘドロ状になって詰まりを引き起こすことがあります。排水口にネットを取り付けることで防げます。 - ペットのトイレ砂
吸水性が高く、水に触れると固まるため、トイレに流すと詰まりやすくなります。必ずゴミとして処分しましょう。 - 小さなおもちゃや異物
特に小さな子どもがいる家庭では、おもちゃや小物がトイレに落ちて詰まりを引き起こすことがあります。 - 汚れや油分の蓄積
長期間の使用により排水管の内部に汚れや油分が蓄積し、水の流れが悪くなります。定期的な掃除やメンテナンスが重要です。 - 排水管の問題
排水管の勾配が適切でない、老朽化している、冬場に凍結するなどが詰まりの原因となることがあります。
【2】自分でできるトイレ詰まりの対処方法
① ラバーカップ(スッポン)を使う
手順:便器内の水位を確認し、溢れそうであればバケツで水を減らします。ラバーカップを排水口にしっかり押し当て、ゆっくりと押し込み勢いよく引き抜きます。数回繰り返して水が流れるかを確認します。
② お湯を使う
手順:約50度のお湯を便器にゆっくり注ぎます。10〜15分ほど放置し、水を流して詰まりが解消されたかを確認します。(※熱湯は便器を傷める可能性があるためNG)
③ 重曹とお酢を使う
手順:重曹1/2カップを便器にふりかけ、その後お酢1カップを注ぎます。泡が発生したら10分ほど放置し、ぬるま湯を流し込んで詰まりが解消されたか確認しましょう。
【3】こんなときは業者に相談しよう
以下のような症状が発生した場合には、無理に対処せず専門業者に相談しましょう!
- 何をしても詰まりが解消しない
- 便器から水が逆流してくる
- 排水管の奥で詰まっている可能性がある
- 異物(スマホやおもちゃなど)を落としてしまった
- 異臭や水漏れが発生している
- トイレを流すたびにゴボゴボと音がする
まとめ
トイレが詰まると焦ってしまうことがありますが、冷静に原因を特定し、適切な対処をすることで軽度の詰まりは自分で解決できることが多いです。ラバーカップやお湯、重曹とお酢を使用することで詰まりを解消できることがよくあります。
ただし、どうしても解決できない場合や異常がある場合は、早めに業者に相談しましょう!定期的に排水管のメンテナンスを行い、異物の流入を防ぐことも詰まりを防止するために有効です。
弊社でもトイレの詰まり修理を承っています。お困りごとがございましたら、ミライ水道センターにご相談ください。